現代の広告戦略”広告・印刷”

印刷業界が今後生き残っていくためには

パソコンなどの電子機器が業務だけでなく一般向けに普及するようになったことで大打撃を受けたのが印刷業です。

日本国内の印刷業は町工場など小さなところで行っているところが多く、大手広告代理店などから定期的に受注するチラシやフライヤーなどの印刷物を製作することで収益のほとんどを得ていました。

それが紙媒体ではなくデジタルで情報が流通するようになってきたことにより、チラシや広告で紙に印刷をするという業務それ自体が大きく目減りし、その結果地方の中堅印刷会社が数多く倒産・廃業をしてしまうことになりました。

またその発注元となる広告業も、Webサイトを自分で製作をする会社が増えたり、チラシで配るよりも別の方法で広告をする方が効果的として発注を控えるクライアントが増えたことにより、同じく厳しい状況におかれるようになりました。

今後印刷物が完全にゼロになるということはないでしょうが、それでも生き残りをしていくためには従来とは全く異なるビジネスモデルの構築が急務となります。

デジタルメディアを敵ではなく味方にする

印刷業界とネット業界は以前までは水と油のような敵対関係にあると思われてきました。

しかし現在では印刷のもとになる原版もデジタルデータで製作するのが当たり前になってきたことにより、この2つの距離はかなり近いものになっています。

そのため今後は印刷物として単独に製作をするのではなく、別のデジタル媒体と複合的に展開できる広告方法をとっていくことができるかということが問われています。

印刷業は印刷業として残したいという場合には、他社とは競合しない絶対に今後なくならない分野の印刷業務を受注していくというふうに営業をシフトする必要もあります。