インフルエンサーマーケティングの特徴
Webをベースにした企業活動において年々重要性が増してきているのがインフルエンサーマーケティングです。
現在ではすっかり「インフルエンサー(influencer)」という言葉も世間的に定着した感じがあります。
まずそんな「インフルエンサー」とは何かということを先に説明していくと、定義としては「世間に影響力の大きい情報発信者」ということになります。
具体的な例としては、有名人が自分のブログやSNSなどを通じて特定の製品・サービスを紹介することでそれを見た人たちが利用をするようになり一気に人気が出るというようなことがあります。
特に現在ではWebでのコミュニケーションツールの中心はSNSとなっていることから、一つの情報が次から次へと多くの人に向かって伝達をしていくというまさに「インフルエンサー」という言葉にふさわしい状況が生まれていきます。
企業側もそうしたSNSを通じたマーケティング活動を非常に重視しており、認知度の高い有名アカウントに対して自社製品を紹介して欲しいという依頼をしていたりします。
特にここ近年で影響力の高いツールとなっているのがInstagramで、2018年の流行語にもなった「インスタ映え」という言葉にも象徴されるように、多くの人から共感を得られる写真や動画を投稿することにより一気に閲覧ユーザーを増やすことができます。
SNSは日本国内だけでなく海外のユーザーとも簡単につながることができることから、国内の有名人だけでなくハリウッドスターやスーパーモデル、海外の政治家などが発信する情報が日本でも大流行することも珍しくありません。
Instagramの全アカウント数は世界で8億を突破していることが明らかになっているので、今後もますますSNSを使ったインフルエンサーマーケティング案件は増えていくのではないかと思われます。
インフルエンサーマーケティングを活用する時の注意点
インフルエンサーマーケティングを活用するときに十分に注意をしたいのが「ステルスマーケティング」いわゆる「ステマ」です。
これは日本国内で広告を発信する場合、必ずその内容が広告であるということを示さなければならないというガイドラインが定められているからです。
数年前に有名人がブログであたかも自分が実際に利用しているお気に入りであるかのように作成していた記事が実は企業から金品を受け取って作成していたことが発覚し社会問題になりましたが、こうしたステマ活動は現在でも多くのところで行われています。
インフルエンサーマーケティングとステマは切り離せないものとも言えるのですが、あまりにも露骨に行ってしまうとむしろ企業イメージを大きく損なうことにもなってしまいます。
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